「福祉事業所 第42回 ふれあいバザー」をのぞいてきました
山形市福祉事業所連絡協議会
平成29年5月20日(土)の10時~16時に、山形市霞城セントラル1階アトリウムで、「福祉事業所 第42回 ふれあいバザー」が開催されましたので、見学してきました。このふれあいバザーは、山形市福祉事業所連絡協議会が主催しているもので、障がいのある方をサポートしている事業所が参加し、手作りの自主製品や作品を展示販売するイベントです。
今回は、6事業所が参加していました。いつもはもう少し参加する事業所が多いとのことです。通行する方が足を止めて製品を買い求めたり、事業所のスタッフの方とお話をしたりする姿が見られました。
ある事業所の方にお話をお聞きすると、「以前は女性たちや家族連れでいらっしゃる方が多かったのですが、最近では複数でなく一人でいらっしゃる方が多いです。今日は天気も良いので他のところに出かけているからなのか、いつもより来場者は多くありません」とのことでした。
ぐるりと会場を歩くと、それぞれの事業所のブースには、クッキー、手芸小物、編物製品など利用者の手作りの作品や商品がズラリと並んでいました。事業所ごとに特色を活かしたオリジナリティーあふれる素敵な商品が多い印象を受けました。お話をお聞きすると、「40種類以上はある」とのこと。私も気に入った製品があったので買い求めました。手作りなので1点ものです。これも魅力の1つですね。
さて、ひなぎくアルファー城南町事業所の所長 市村貴子さんにお話をお聞きしました。市村さんは、このふれあいバザーの仕掛け人の一人です。「約16~17年前に、霞城セントラルができ、近くに事業所を作りました。当時から福祉関係のバザーは山形市内のいろいろなところでやっていましたので、自分たちの事業所でもやりたいねとスタッフと話をしていました。障がい者だからと言って内にこもるのではなく、どんどん外に出ていって、社会に参加し、様々な方に障がいや自分たちの活動内容について知ってもらいたいと思っていますので、自分たちだけでなく他の事業所にも声をかけて一緒にやろうという話になり、山形市福祉事業所連絡協議会が主催する形でバザーを始めました」と市村さんは笑顔で語ってくださいました。

この旗が目印
最後に、「今日も山辺町でバザーがあり私どもの事業所でも参加しています。例えば、山形市役所エントランスホールなど、この霞城セントラル以外の場所でも、1年を通して何度か福祉のバザーが開かれていますので、ぜひ行ってみてください。今後も、様々な事業所のみなさんと協力しながら、少しでも利用者の方の工賃を上げられるよう頑張っていきたいです」とお話くださいました。興味のある方はぜひ見学に行ってみてはいかがでしょうか。
取材日:平成29年5月20日(土)
文責:佐藤